自然保護区

Nature Reserves Sign

写真: Edgard Hörz
文: Philipp Schiwek
キーワード: 自然保護区

デュッセルドルフを散策すると、あちらこちらに緑の縁がつき内側が白く猛禽の絵が描かれている逆三角形の標識を目にします。 中には自然保護地域のラベル、自然保護区域(Naturschutzgebiet)と書かれているものがあります。この標識は、保護の対象となっている景観とその地域内の動植物を示しており、ドイツ全土にわたり自然の景観を保護ために大変重要な意味を持ちます。

自然保護区域は、生態系の保全のため厳重に保護されている地域です。 その保護はそこに生息する動植物に関連しています。 しかし、これらの地域は、自然科学や自然史のために、あるいは、その稀少性と美しさのために保護されていることもあります。 このような保全地域の多くは沼沢地、湿原地、林、山岳地帯などです。 動植物の害となったり干渉する可能性があるため標識のある道に立ち入ったりキャンプファイヤーなどを行うことは禁止されています。保護地域に対する法による保護は、基本法とナチュラ2000(Natura 2000)のガイドラインにより保証されています。欧州連合(EU)内での多国籍保護システムとしての本ガイドラインには、価値ある景観の保全と鳥類保護区が含まれています。

保護地域の他に、たいへん重要な自然公園( Naturparks)が複数あります。 この地域では、自然と景観の保全のために保護が優先されます。 しかし、自然公園は永続性のある環境に配慮した農業の目的にも使用されています。 自然と景観を尊重するレクリエーション地域や観光事業が同様に望まれています。 ドイツではこのような公園が95箇所あり、ドイツ全土の25%の面積に相当します。 最もよく知られている自然公園は、北海のワデッン海(Wadden Sea)、アイフェル山脈、ババリアン・フォレスト(Bavarian Forest )、ハツル山地( Harz Mountains)です。 デュッセルドルフの近くには、ケルン西部のライン平原とエルフト川の間に位置するラインラント自然公園があります。 他に、ヴッパータール(Wuppertal)、ゾーリンゲン(Solingen)、レムシャイト(Remscheid)の都市に囲まれたベルギッシェス・ランド、そして北部ルール地方から下ライン川へ、さらに南部ミュンスターランド(Munsterland)と広がるホーエ・マルク(Hohe Mark)公園があります。

ドイツでは、BUNDとNABUが、景観と動物の保護のための二大組織です。 これに加えて、環境自然保護省、ノルトライン・ヴェストファーレン州の農業および消費者保護は、自然と環境の保全に関する活動の実施を法律的、政治的に担当しています。

保護地域と自然公園は魅力に溢れています。 原生植物や様々な動物や鳥が生息する人の手の加えられていない自然は、一般的に目にすることも稀であり、自然愛好家を魅惑しています。 自動車やオートバイの進入が規制されているため、サイクリングコース、ジョギング、ウォーキングにも理想的です。 さらに、通常は耳にすることのないであろう自然の音に耳を傾けることができます。


BUND:

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